【激レア】「新卒で漢方って無理でしょ?」その常識、私たちが覆します。漢方薬局が就活イベントに出る本当の理由

AI時代の働き方を対比させたサムネイル画像。左半分は寒色系で、無機質な調剤ロボットが棚から薬をピッキングしている様子。「調剤ロボット(対物)」の文字。右半分は暖色系で、漢方薬剤師が患者の脈診をしながら温かく対話している様子。「漢方の対話力(対人)」の文字。上部にタイトル「AIに奪われない『仕事』がしたい人へ。調剤ロボットにはできない、漢方独自の『対話力』を武器にする。」が入っている。

合同説明会や就活サイトを見渡すと、並んでいるのは大手チェーンや調剤薬局、病院ばかり。「漢方薬局」の文字を見かけることは、ほとんどありません。

「漢方は薬剤師としての経験を積んでから学ぶもの」
「新卒がいきなり行っても何もできない」

そんなイメージを持っていませんか?

実は、その常識はもう古くなりつつあります。
今回、就活イベント「やくフェス」には、業界でも珍しい「漢方薬局」の経営者や現役薬剤師が参加します。

なぜ、彼らは「新卒のあなた」に会いに来るのか?

そこには、AIが台頭するこれからの時代、薬剤師が生き残るための「答え」がありました。

今回は、漢方薬局 太陽堂より、代表の林先生と、調剤薬局を経て漢方の道へ進んだ前原先生の2名に、漢方の世界に新卒を招き入れる「本音」を語ってもらいました。

目次

1. 「真っ白」な新卒だからこそ、吸収できる技術がある

漢方薬局が新卒採用をあまり行わないのは、「即戦力が欲しいから」だと思われがちです。しかし、林先生の考えは真逆です。

漢方医薬師のリアルボイス(経営者の視点)

「西洋医学の『正解』に染まる前の、柔軟な頭が欲しい」

病院や一般的な薬局で経験を積むと、どうしても「ガイドライン通りの投薬」が染みついてしまいます。でも、漢方は「人」を見ます「検査値は正常だけど具合が悪い」という方の声にならない声を聞く必要があります。

変な癖がつく前の「真っ白」な状態の学生さんの方が、実は漢方独特の「見立て」や「問診力」を驚くべきスピードで吸収することがあるんですよ。

(監修:漢方薬局 太陽堂 代表 林 泰太郎)

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「病院か薬局か」という二択で迷っている方は、こちらの記事で「第3の選択肢」を探すヒントを見つけてください。

2. 薬を渡すだけじゃない。「人生」に寄り添う究極の対人業務

調剤薬局の実習で、「薬を渡して終わり」のルーチンワークにモヤモヤしたことはありませんか?

実は、今回監修してくれた前原先生も、かつては調剤薬局で6年間働きながらある「限界」を感じていた一人でした。

漢方薬剤師のリアルボイス(現場の視点)

「調剤だけで病気を治すことに、限界を感じていました」

僕は祖父が医師だった影響もあり薬学の道へ進みましたが、6年間調剤薬局に勤める中で壁にぶつかりました。

ライフスタイルや食生活が複雑化する現代において、「処方された薬を渡すだけ」では患者さんを本当の意味で良くすることは難しい…。

そこで出会ったのが、一人一人の体質に合わせて根本から改善していく「漢方」でした。ここでは、患者さんの人生そのものに寄り添い、自分の知識と経験で「治していく」手応えがあります。このやりがいは、他では味わえません。

(監修:漢方薬局 太陽堂 漢方薬剤師 前原 信太郎)

3. 【比較表】「調剤」と「漢方」働き方はどう違う?

では、実際の働き方はどう違うのでしょうか?

「一般的な調剤薬局」と「漢方薬局(太陽堂)」の違いを表にまとめました。

比較項目一般的な調剤薬局漢方薬局(太陽堂など)
主な業務処方箋監査、投薬(対物中心)漢方相談、選定、養生指導(対人中心)
患者さんとの時間1人あたり数分〜10分程度初回分90分(じっくり対話)
求められるスキル正確性、スピード、広範な薬の知識問診力、推察力、コミュニケーション力
やりがいミスなく医療インフラを支える「先生のおかげで治った」と指名される
AI時代の影響調剤ロボット等の代替が進む可能性大「人の心」を扱うため代替されにくい

AIが進化すれば、単なる「調剤」や「説明」は機械に取って代わられるかもしれません。

しかし、顔色を見て、悩みを聞き、心を通わせて薬を選ぶ「漢方相談」は、人間にしかできない高度な技術です。

新卒から漢方を選ぶことは、「一生食いっぱぐれないスキル」を身につけることでもあります。

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長期的なキャリアと「生涯年収」の関係については、こちらの記事も参考にしてください。

4. 漢方への不安を解消!よくある質問(FAQ)

「興味はあるけど、やっぱりハードルが高そう…」

そんな学生の皆さんの不安に、林先生・前原先生がお答えします。

大学で漢方をほとんど習っていませんが、大丈夫ですか?

大丈夫です。 私たち自身も大学の時に漢方は学んでいません。

太陽堂独自の研修カリキュラムがあります。大学の授業だけでは実践的な漢方は学べません。むしろ「これから学ぶ意欲」があるかどうかが一番大切です。

漢方薬局は「修行」というイメージで厳しそうです…。

確かに、覚えることは多いですし、決して「楽な仕事」ではありません。

しかし、理不尽な厳しさはありません。「困っている方を良くしたい」という共通の目標に向かって、先輩たちが全力でサポートする環境です。成長意欲のある人には最高の環境ですよ。

漢方薬局で働くと、西洋薬の知識を忘れてしまいませんか?

いいえ、むしろ必要になります。

相談に来る方の多くは病院の薬も飲んでいます。「この西洋薬を飲んでいるということは、体の中で何が起きているのか?」を推測するために、薬理学や病態生理学の知識は必須です。

「西洋×東洋」のハイブリッドな視点が身につきます。

まとめ:私たちが「やくフェス」に参加する理由

漢方薬局は、店舗数も少なく、採用人数もごくわずかです。

それでも今回「やくフェス」に参加するのは、「本気で薬剤師としての将来を考えている学生」に出会いたいからです。

「楽に働きたい」なら、漢方はお勧めしません。

でも、「困っている方を自分の力で治したい」「一人の医療人として自立したい」と願うなら、これ以上の環境はありません。

「漢方に興味はあるけど、敷居が高くて…」

そう思っているあなたこそ、ぜひブースに来てください。

怖い「先生」ではなく、漢方の面白さを語りたくてうずうずしている私たちが待っています(笑)。


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木目調の温かいテーブルを背景に、中央にLINEのロゴ、その周囲に「YAKUFES」というタイトル文字がデザインされています。周りにはビールジョッキや食器、薬学を象徴する乳鉢と乳棒が配置され、飲み会と薬学の融合を表現した親しみやすいイメージ画像です。
【対話重視】リアルな会話 × つながり
「求人票ではなく、人と話す」というやくフェスの最大の特徴を表現します。

モチーフ: 「吹き出し」+「笑顔」or「握手」

ビジュアル:

大小2つの吹き出しが重なっている(会話している様子)。

吹き出しの中に、シンプルな「ニコちゃんマーク」や、薬剤師の「十字マーク」を入れる。

印象: 「相談できそう」「先輩と話せる」という安心感を伝えます。

記事監修者 漢方薬局 太陽堂 薬局長・薬剤師 林 泰太郎

調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。

・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」

という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
開局10年を迎えた今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

記事監修者 漢方薬局 太陽堂 漢方薬剤師 前原 信太郎

祖父が沖縄で開業医をしていた影響もあって、薬に触れる仕事がしたいと「薬学」の道へ。

6 年間調剤薬局に勤めていましたがライフスタイルや食生活が変化する現代において、調剤(病院のお薬)だけで病気を治していく事に限界を感じ、2017年漢方薬局 太陽堂に入局。

その中で一人一人の体質に合わせて病気を改善していく漢方に出会い、その道に進み、今に至る。

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